Walk and Movile(WM)は視覚障がい者向けの歩行支援ツールです。
点字ブロック(警告)を利用して音声案内を聞くことができます。
点字ブロックは街中の至る所にあるのをご存知ですか? 目の不自由な方のためだと知っていても、意識して見ないと気が付きません。
また、点字ブロックを実際に利用している方を見かけるのはもっと少ないでしょう。
でも世界の中で日本が最も多く普及していて、目の不自由な方々が歩行する上で頼りとする、数少ないマーカーなのです。
点字ブロックの有効利用を
左の写真の点字ブロックをみてください。
変な黒い印が付いてます。
よく見かけるガムなどではありません。
普通の点字ブロックにコードを付加するために突起を着色しているのです。
左の写真の着色のしかたは二つの突起を黒で塗り、隅に三角形の印をつけています。この点字ブロックのコードはちょっと難しいですが、32832という番号です。
この32832番地でその場所特有の音声案内を聞こえるようにする、それがWalk and Mobile(ウオークアンドモバイル)です。
仕組みは、点字ブロックを左の写真のように小型カメラで撮影し画像処理を行い32832というコードを抽出します。その番地特有の音声案内を準備しておくことが必要ですが、その番地にきたら音声を再生するのです。GPSやネットワークなどはいっさい使わないので非常に単純ですが、どこでも容易に使えます。
実際の音声案内の内容は使う側の目線で一緒に作り上げましょう
どんな案内が必要なの?
それぞれ使う人によって違うかもしれませんよね。
WMの音声案内は目の不自由な方だけでなく、誰でも利用できるよう音声モードが変更できます。
車椅子の方への案内や(こちら方向には階段がありますよとか)、外国人対応なども可能です。
音声案内はあなたの街であなたがつくることができます。コード化した点字ブロックがひろがれば、行ったことのない街にくりだすことができます。
カメラは白杖やバックのベルトに固定できます。音声案内は普通のイヤホンだけでなく耳を塞がない骨伝導タイプのものも使えます。
動画
リンク先
協力:一緒にやってます。覗いてみてください。
ハートウエアラボ:https://heartwarelab.jimdo.com/
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